春から夏にかけて美しい花々が咲く港町 ビクトリア。イギリスの歴史が色濃く残り、町並みや食文化もイギリスの影響を受けていることから、カナダに居ながらにして、イギリスの雰囲気を楽しむことができる。
バンクーバーからビクトリアへの行き方はいくつかあるけど、私はバス、電車、フェリーを使って約4時間かけて行った。フェリーからはバンクーバーアイランドを眺めることができ、船上から受ける風が気持ちいいいいい!
旅の道中も楽しみつつ、いざビクトリアへ!
ビクトリアはバンクーバーと違って、カラフルで可愛い建物がたくさんあり、本当にヨーロッパにいる気分。町歩きもとっても楽しい!
ダウンタウンを歩いていると、ウォールアートを発見!旅の中で予想していなかったものに出会うと、なんだか宝物を見つけたみたいな感覚になる。
しばらくしてお腹が空いてきたから、ビクトリアで有名なFish and Chipのお店「Red Fish Blue Fish」へ!注文したのは、Pacific CodとChowder。外カリカリ・中ジューシーな白身魚とクリーミーで魚介の旨味たっぷりのスープは最高の組み合わせ!!!
この近くにあるシーフードレストラン「Flying Otter Grill」も美味しかった。魚介の汁がしみ込んだシーフードパエリアとお気に入りの甘めサイダー SUMERSBY Mango & Lime がおすすめ。港の景色を眺めながら食事をするなんて贅沢!
そして旅の中で欠かせないのはデザート!いくつか行ってみたんだけど、私のおすすめは「Cold Comfort Ice Cream」サンドアイスが定番メニュー。店内やアイスクリームのパッケージが可愛いだけでなく、アイスが濃厚で本当に美味しい。
アイスに使う材料、オーガニックの卵や砂糖は地元から仕入れ、チョコレートはフェアトレード、牛乳は私の大好きなAvalonと厳選されている。オプションも多く、ココナッツミルクを使ったビーガン用のアイス、アーモンドの粉を使ったグルテンフリー用のアイスもあり、どんなお客さんでも楽しむことができる。
環境に配慮したビジネスとして表彰され、先住民の子ども達やメンタルヘルスのサポートなどビクトリアのコミュニティに幅広く貢献しているというところも魅力的。
もちろん定番スポットもおさえなきゃね。チャイナタウンにあるFan Tan Alley!レンガ造りの小さな路地はまるでハリーポッターのダイアゴン横丁のよう。オリエンタルな雑貨屋さんやレコードショップが並び、異国情緒溢れるエリアだった。
そしてビクトリアといえば、Legislative Assembly of British Columbia(ビクトリア州議事堂)!ロマネスク様式の建物は美しくも圧倒的な存在感を放っている。
議事堂内では1日数回に渡り無料ツアーが行われていて、ブリティッシュコロンビア州や先住民の歴史を学ぶことができる。ツアーガイドさんはとても陽気で、軽快なトークとジョークで参加者を笑わせてくれる。
イギリスの植民地、激動のゴールドラッシュの時代を乗り越えてきたというのは、今の落ち着いたビクトリアからは全く想像がつかない。
そしてダウンタウンから少し離れたところにあるFisherman’s Wharf Parkへ。ここにあるお家は全て海に浮いていて、お家のオーナーさん達はこだわりが強いらしく、お家の外観がユニークでカラフル。お家だけではなく、雑貨屋さんや屋台も軒を連ねている。なんだか漫画のワンピースに出てきそうな世界観。
ダウンタウンに戻ってきて、1894年創業の歴史あるお茶とコーヒーの専門店「Murchie‘s Fine Tea & Coffee」で休憩。イギリスにある名門のお茶の商人として経験を積み、当時のビクトリア女王にお茶を提供していたという創業者のお茶への情熱が感じられるお店。厳選されたお茶とコーヒーたちが並び、見るだけでワクワクする。小分けされて売っているから、お土産を買うのにもぴったりのお店!それぞれのパッケージも可愛いから、喜ばれること間違いなし!
ここではLondon Fogならぬ、Victoria Fogを注文してみた。旅ではご当地のものを楽しまないと!
そろそろ夕暮れ時。日が沈むにつれ、ビクトリアの町並みは幻想的な町へと変化する。
町がライトアップされ、うっとりしてしまうほど綺麗な夜景。
ビクトリアは私のお気に入りの都市の1つ!1日で観光できるほどの小さな町に、魅力がぎゅっとつまってる。歴史がある都市は知れば知るほど面白く、どんどん好きになる。ぜひ1度ビクトリアまで足を運んでみてね!
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